特別感のあるテーブルセッティング
花の刺繍糸が美しいクッションに、真っ白なテーブルクロス、輝くウェルカムプレートに船の折り方のナプキン。これから美食の旅が始まるような、特別感あふれるテーブルセッティング
ナプキンの下には予約したランチコースのお品書きが。飲み物を決める前に、どんなお料理が出てくるのかさっと確認できます。オススメの飲み物
魚介を中心としたモダン広東料理に、オシャレなお茶を。飲み物はローズの花が浮かぶジャスミンティーを頼みました。ふんわりとフローラルな香りが広がります。かなり美味しいのでオススメです。お茶の管理は店員さんがこまめにしてくれます。ちょうど良いタイミングでお湯を足したりお茶を注いでくれます、至り尽せり
広東料理とは?
広東料理は、中国の山と海に囲まれた広東地域の料理です。素材の良さを活かした繊細な味付けが特徴です。中国では「食は広州にあり」と言われるほど。
la Canca 春のランチコース
コースは美しい前菜から始まります。本日の冷菜は、アボカドの下にカニの身がたっぷり、香味野菜のさわやかなソースと。新鮮で美味しすぎる!
二皿目は、楽しみにしていた点心。花の形をしたピンク色は、活け車海老を丸ごと使った蒸し餃子。海老のプリプリ感と味噌の濃厚さが最高 緑色は、活けヤリイカと菜の花。春らしい蒸し餃子でした。どちらも皮がモチモチで丁寧に作られていました。
新鮮な魚介を使った贅沢な一品が続きます。活けホタテのゆば春巻き。ゴロゴロとした大きなホタテを丸ごと使っています。干し貝柱の粉と紫蘇の花がアクセント。
京豆腐を花に見立てたシャンタンスープ。中にはフカヒレと根菜が。赤色の透明なスープと白い豆腐の花が美しく、ほっとする優しい味わいでした。
メインはホワイトアスパラの牛肉巻きを腸粉で包んだもの。中はパリッとしていて、腸粉のモチモチ感とのギャップが面白く、とても美味しかったです!
その前にもう一つメインがありました。真鯛の強火炒めにそら豆、菜の花、青梗菜。辛みはほとんどない甘辛な味わいでした。しめは土鍋チャーハン。磯の香り漂う、あおさのソースをかけてくれます!上にはウニ
デザートは2種。生の月餅はモチモチ。蓮の実とベリーが入った上品なお味でした。杏仁豆腐は、イチゴとキウイのフレッシュソースがけ。白苺が上にのっています。フルーティーな杏仁豆腐、さっぱりして美味しかったです!
少量で色んな美しいお料理を楽しめるコースでした。すべて美味しかったので、本格的な味のクオリティを求める人にオススメできます。
エレガントな隠れ家
2022年7月にオープンしたばかり、お店の外も中もピカピカ。看板やメニューは出ていない、隠れ家のような店構え。実際、昼も夜も3組限定なので、プライベート感がすごいです(笑)特別な人を連れて、エレガントなコース料理を楽しみたい日にぴったりです。
アクセス
六本木ヒルズ「レジデンスB棟」3階
東京メトロ日比谷線 or 都営大江戸線 「六本木駅」から六本木ヒルズ方面の出口に出ます。 六本木ヒルズまで歩きます。蜘蛛のアートやロブションを過ぎて、花屋ニコライバーグマン横にあるエスカレーター(階段)を下ります。このエリアが「レジデンスB棟」3階です。左手に東京タワーを見ながら真っ直ぐ行くと、右手にお店があります。