ハイセンスな宿、山水館
全7室のこぢんまりとした宿「三水館」に1泊しました。花の生け方が素敵なお部屋のしつらえや、2022年にリニューアルした温泉、アートギャラリーのような館内の紹介は、こちらの記事をご覧ください。
大人がゆっくり楽しめる夕食
北欧も感じさせるような和モダンなお食事の席。席に仕切りがあったので、プライベートな空間で落ち着いて夕食を楽しめました。鍋セットが置いてあり、ワクワク実は、雑誌Casa BRUTUS (カーサ ブルータス)の宿特集で、とびきりの鍋が名物と紹介されていたのです…！
夕食の始まりは八寸から。特に、胡桃味噌の玄米寿司が感動ものでしたふきのとうを天ぷらにしたマリネや、金柑の白和がフルーティーさ、香りの良いものが多く、気分が華やぎました。お次は揚げ餅と銀杏のあんかけ、とっても優しい繊細なお味。
大好物の胡麻豆腐に思わずテンションが上がります！数々の胡麻豆腐を食べてきた中でも、トップクラスの丁寧さが感じられる味わいでした。メインは近くの飯山で育った豚肉と長野一本ネギのしゃぶしゃぶ出汁がたっぷり入ったお鍋に、さっとくぐらせてそのままいただきます。甘くてとろっとしたネギと、厚切りで立体感のある歯触りで旨みがすごい豚肉の組み合わせ、なめらかなお豆腐。生涯忘れられない美味しさのしゃぶしゃぶでした
しゃぶしゃぶを堪能したあとは、地野菜のサラダ。金柑がアクセントに入っていてさわやかでした。どの野菜も元気にシャキッとしていて、元気をもらいました（笑）川魚の唐揚げは、甘酢餡かけがよく合っていました。
お口直しに、りんごとカブのなます。さっぱりした後は、しめのゴボウご飯。滋味深い味わいにホッとします。何杯でも食べれます。手作りのお漬物もとびきり美味しかったです。全ての料理がとても丁寧に作られており、繊細な味わいに感動しました
感動はまだ終わりません（笑）デザートはラウンジに移動して、食後のお茶と一緒に提供されました。夏みかんとジュレ、ニッキのジェラート、どちらも個性があって美味しかったですラウンジにはオーディオがあり、自由にCDを選んで聴けます。どなたかクラシックをお選びになったようで、優雅なひと時になりました。
朝食
朝食のテーブルセッティングも素敵です。木のインテリアが落ち着きます。理想的な朝食が目の前に広がっています
焼き魚やおばんざいが並んでいます。熱々のお味噌汁は席についてから持ってきてくれました。ご飯とお味噌汁はおかわりできるのも嬉しいです！
ご飯はお櫃の中に入っています。玄米でした。この玄米があまりにも美味しく、噛みしめながらいただきました（笑）昨夜でお漬物もハイレベルなことが分かっていたので、お漬物も大事に少しずつ食べました。食後のコーヒーはラウンジでいただけます。
東京からのアクセス
鹿教湯温泉「三水館」
宿泊代金：お部屋「三十坂」1泊2食付き18,850円でした。（2024年2月に宿泊）
公共交通：新宿・池袋・練馬から高速バスで上田駅まで3時間ほど。上田駅から鹿教湯温泉行きのローカルバスで1時間ほど。バス停「鹿教湯橋」で降りて徒歩3分。
車の場合：松本の方面からも近いとのこと。
お部屋・温泉・館内の記事
三水館があまりにも素敵な宿で…たっぷり魅力を紹介したかったので、部屋や温泉の記事は分けました。一つ一つの空間がオシャレで落ち着きますこちらの記事にて、温泉に入ってお部屋や館内でゆっくりする贅沢なひとときをぜひご覧ください。
